■ 開放感を生み出す、キッチンのオープン化
築年数のあるビンテージマンションを、暮らしやすさとデザイン性を両立した住まいへフルリフォームしました。
今回のリフォームで最も大きなテーマとなったのが、独立型キッチンをオープン化できるかという点でした。
構造や設備条件を確認しながら、何度もプランニングと図面調整を重ね、開放感のあるLDK空間を実現しています。
なお、レンジフードや配管条件の都合により、コンロ位置は既存のままとしながら、キッチン全体をリニューアルしました。
■ 大きな梁を“圧迫感”ではなく“デザイン”へ
リビングには大きな梁があり、空間に圧迫感が出やすい間取りでした。
そこで、壁を抜いて収納スペースを設けるとともに、間接照明を取り入れた梁デザインをご提案。
梁を隠すのではなく、光を活かして空間演出の一部として活用しています。
■ L字リビングと和室をつなぐ、クリアな間仕切り提案
もともとはL字型のリビングダイニングと、独立した和室がある間取りでした。
今回のリフォームでは、それぞれをつなげながらも、空間の用途をゆるやかに分けられるよう、クリア素材の間仕切りをご提案。
視線が抜けることで圧迫感を抑えつつ、“仕切られている安心感”も感じられる空間になっています。
■ 暮らしやすさを考えた収納・動線設計
洗面化粧台は脱衣所から切り離し、廊下と一体化。
さらに、書籍や多目的収納として使える造作収納棚を廊下に設置しました。
和室側は両側全面をクローゼット化し、収納力を大幅に向上。
また、もともとリビングだった空間は、大きな梁とのバランスを考慮し、寝室としても使える和室空間へ変更しています。
■ 温度差に配慮した玄関設計
築年数のあるマンション特有の隙間風や寒暖差対策として、玄関には室内ドアを新設。
圧迫感を出さないよう、クリア素材のドアをご提案し、光や視線の抜け感を保ちながら快適性を高めています。
| 構造 | RC造 |
|---|---|
| 面積 | 約75㎡ |
| 工期 | 約3ヶ月 |
| 施工費 | 約2,160万円 |